沿革

松栄堂の歩み

明治36年8月 松栄堂創業
岩手県一関市川崎町(旧川崎村)の名松「三界の松」如く栄ゆる念願こめて命名。開店当初は、飴玉やパンなど駄菓子屋に近かった。
大正6年12月 2代目店主となる大介婿入り
卓越技能者に師事していた大介が松栄堂に婿入りしたことにより、さくら餅やどら焼などの中生製品、そして上生製品も店頭に並ぶようになり、和菓子屋として成長していった。
大正末期〜昭和初期 「田むらの梅」開発
旧一関藩主・田村家14代丕顕公の依頼により初代主馬蔵と2代目大介、苦労しながらも「田むらの梅」を開発、原型を作り上げる。
昭和3年10月20日 「田むらの梅」献上の栄賜る
昭和22年9月15日 カスリン台風
昭和23年9月16日 アイオン台風
昭和24年11月23日 3代目店主・主一帰郷
徴兵後、9年1ヵ月ぶりのことであった。
昭和25年 「田むらの梅」復活
戦時中〜戦後、原料が手に入らなかったため製造を中断していたが、お得意様や地域の人たちの後押しにより復活することができた。
昭和32年8月 有限会社法人設立
昭和39年7月 一関市山目前田に本社工場移転
昭和43年6月 田むらの梅 第17回全菓博名誉総裁高松宮賞受賞
昭和52年4月 幸町店オープン
昭和52年11月 食品衛生改善向上優良施設厚生大臣表彰受賞
昭和62年3月 大町店オープン
昭和62年〜63年 ごま摺り団子販売開始
販売当初は常温販売。お客様の「日持ちが短いから冷凍保存できたらよい」の言葉をヒントに試作を重ね、冷凍販売開始。最初はアイスの冷凍ストッカーを利用した。そして、駅や高速道路売店でも販売開始。
平成元年5月 田むらの梅 第21回全菓博茶道家元賞受賞
平成8年3月 いわて生協一関コルザ店開店
平成8年9月 一関サティ店開店
平成10年4月 地主町総本店リニューアルオープン
平成10年10月 商業統計調査通商産業大臣感謝状受賞
平成10年12月 新工場建設用地(3.716坪)、平泉町工業団地調印
平成10年〜 4代目店主 眞利就任
平成11年11月 幸町店リニューアルオープン
平成12年5月 さくらまち店オープン
平成12年7月 千厩店オープン
平成13年5月 洋菓子専門店 ポム・ドゥ・パン開店
平成13年8月 盛岡本店開店
平成13年12月 一関サティ店開店(拡張オープン)
平成14年7月 株式会社に組織変更
平成14年10月 水沢生協アテルイ店開店
平成14年11月 ごま摺り団子 第24回全菓博無鑑査賞総裁農林水産大臣表彰受賞
平成15年8月 ごま摺り団子姉妹品「みたらし団子」「ずんだ団子」販売開始
平成16年3月 平泉工場完成
田むらの梅、ごま摺り団子など移設。
平成17年2月 SWEET FLELDS SHOEIDOオープン
平成23年3月 東日本大震災により店舗、生産設備などに被害を受ける
停電により本社工場・平泉工場ともに操業停止。農業用の発電機を使用し、臨時営業。
平成26年7月 松栄堂創業110年を迎える